Japan, 2002/01/28
高耐磨耗型「テフロン®クリアコート」
ナノレベルでの薄膜加工で国内メーカーに技術供与
デュポン(株)先端技術研究所は、日建塗装工業(株)(TEL03-3801-2165) ならびに 吉田SKT(TEL052-524-5211)二社とフッ素樹脂コーティング「テフロン®クリアコート」技術のライセンス契約を結びました。0.5マイクロメートル以下の薄膜でも従来のフッ素樹脂加工に比べ耐摩耗性に優れ、自動車などの新用途開発に期待がかかります。
テフロン®クリアコートは、米国デュポン社日本法人のデュポン(株)先端技術研究所で独自に開発されたフッ素樹脂加工技術で、加工時に接着性のある溶剤を使う必要がありません。このためナノレベルでの薄膜加工が可能で、タワシで繰り返しこすっても効果が落ちないほど高い耐摩耗性を有します。加工膜は透明で、撥水性などを表す表面エネルギーは従来の約2分の1と撥水、撥油能力が高いことも特徴です。加工費用は従来とほぼ同程度になると見込んでいます。
従来のフッ素樹脂加工は撥水性などの性質はありますが、耐摩耗性の低いことが難点で、加工後に薄灰色になるためガラスなどには使用できず、使用先が限定されていました。「テフロン®クリアコート」は耐摩耗性の弱点を克服した上、性能も向上したことから新用途開発が期待され、1986年以来デュポン社の指定工場として実績のある日建塗装工業(株)と吉田SKTが自動車関連など一般産業向けに用途開発を進めます。
※耐磨耗性
たわしで繰り返しこすっても撥水効果が持続します。
「テフロン®クリアコート」のお問い合わせ:
デュポン(株)先端技術研究所
TEL 03-5434-6425
FAX 03-5434-6423