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U.S.A., 2002/04/29

デュポンの燃料電池ビジネス、コンポーネントの供給にまで拡大

<米国ニュース>

 デュポン燃料電池事業は、世界で急成長している固体高分子型(PEFC)燃料電池市場において、世界をリードする供給企業として次のステップに踏み出すことにしました。デュポンではナフィオン®膜に加え膜電極複合体(MEA)など燃料電池コンポーネントを含む製品系列の拡充に力を注いでいます。

 MEAの供給には現在のところ、デュポンとの秘密保持契約を必要とします。デュポンのナフィオン®膜は、35年以上にわたって活用されており、今後も世界の燃料電池開発商品として供給し続けます。

 ナフィオン®膜とMEAはPEFCセルの製造に使われ、燃料電池の心臓部ともいえるこの部分で、化学エネルギーを電気エネルギーに変換します。デュポンでは、ナフィオン®膜を含め50%以上のPEFCセルにデュポン製品が利用されるものと見ています。

 「新たにMEAを当社の燃料電池事業に組み入れることができたのは、18ヶ月に及ぶ精力的な製品開発努力が実を結んだ結果です。この18ヶ月というものポリマー、コーティング、電子化学分野におけるデュポン独自の技術的知識や経験を、燃料電池開発者の特異なニーズに適合する交換膜ベース・コンポーネントの開発に結集させてきました」と、デュポン燃料電池グローバルビジネスディレクターのDavid Peetは語ります。「燃料電池技術がさらに進歩し、工業界のニーズが標準化されれば、MEAや他の燃料電池コンポーネントは、デュポンに多大のビジネスチャンスをもたらし大いに貢献する製品に成長すると見込んでいます」。  

  MEAに加えてデュポンでは、アノードとカソードの燃料を分離しているセパレーター(別称 バイポーラプレート)などの開発も手懸けています。PEFC燃料電池の技術促進を目的にデュポンと提携関係にある企業は数社を数え、その中には小型携帯燃料電池開発パートナーであるMechanical Technology Inc.(ニューヨーク拠点)や、デュポンカナダの合弁企業でセパレータの開発に合意しているTechnology Partnership Canada社などがあります。

以上