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DuPont in Japan

ニュース

Japan, 2002/05/22

デュポン(株)、廃棄物焼却炉用新型集塵フィルターを開発
7月から発売開始

<ジャパンニュース>

 デュポン(株)高機能繊維事業部は、集塵効率の向上と価格の低減を図り、より高性能で且つ安価な製品を求める市場の要望にこたえるため廃棄物焼却炉用集塵機に用いる新型のバグフィルター用濾材を開発しました。サンプル出荷及び発売は、本年7月からを予定しています。

 この度デュポン(株)では、新型ガラス繊維の採用によりガラス繊維含有率を大幅に引き上げ、現行のテファイヤー®よりも集塵効率を向上させると同時に耐摩耗性、耐屈曲性に優れる濾材を製造することに成功しました。

 新型フィルター濾材は、現行のテファイヤー®が原綿状態でテフロン®繊維75%、ガラス繊維25%(重量%)であったのに対し、ガラス繊維の割合を50%に引き上げたものです。ガラス繊維は極細(直径6μm)であるため集塵効率を向上させるのに非常に有効ですが、含有率が30%を超えると不織布製造時に脱落や飛散が激しくなり、また濾布の機械的耐久性も低下するので従来の技術では30%を超えることが出来ませんでした。不織布の製造方法は従来と同様ニードルフェルト方式で行われます。現在のテファイヤー®で長年培った製法が踏襲されますので、商業生産当初から安定した品質の製品が供給可能です。

 テファイヤー®は1989年に日本市場に導入されて以来、大気汚染防止への要望の高まりを受けて発売当初から廃棄物用焼却炉の集塵機に採用されてきました。現在、廃棄物用焼却炉の不織布フィルターでは国内最大のシェアを持つに至り、全国で約500ヶ所近くの焼却設備に使用されております。最近ではダイオキシン類排出規制の強化に伴い、電気集塵機からバグフィルターへの改造工事でも長年の実績が認められて幅広く採用されております。 

  世界で最も多くの一般廃棄物焼却炉を保有する日本では他の地域と比較して、より高度な特性がフィルター濾材に要求されます。新型濾材は米国本社での基礎技術開発と日本市場において10年以上にわたって蓄積されたテファイヤー®の実機データに基づき、更なる性能の向上を図るために日本で実用開発が行われました。

 日本におけるフェルト製造と販売は現行のテファイヤー®と同様に、株式会社フジコー( 本社:兵庫県伊丹市 代表取締役社長 青木勝治 殿 )が行います。

以上

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テフロン®は米国デュポン社の登録商標です。
テファイヤー®は米国デュポン社の登録商標です。

この件に関するお問い合わせは下記までお願いいたします。

デュポン(株)高機能繊維事業部
電話:(03)5434-6134

*テファイヤー®ならびにテフロン®繊維の事業は、2002年10月末をもって東レ株式会社に売却されました。

お問い合わせ:東レ株式会社 機能素材事業室 機能素材課 
Tel 06-7688-3383 Fax 06-7688-3389