U.S.A., 2002/09/13
燃料電池研究に開発投資を、デュポンら米政府に請願
<米国ニュース>
デュポンはこの程、他社および連邦議員と共同で燃料電池の汎用化ならびに将来の水素経済への移行戦略などをまとめた包括的戦略大綱報告書を発表しました。
「燃料電池と水素:その展望(Fuel Cells and Hydrogen: The Path Forward)」と題したこのレポートは、ブレークスルー・テクノロジー・インスティチュート社により編纂され、ワシントンD.C.での記者会見で初めて明らかにされました。研究開発援助、燃料電池試験プログラムやカメラから車まですべての動力源となり得るクリーンエネルギーの啓蒙活動支援などを米政府にお願いするという形で、10年間で55億㌦の投資が燃料電池テクノロジーには必要だとしています。この調査では、燃料電池の普及が経済、環境、エネルギーに利益をもたらすことを詳細に述べています。
デュポン燃料電池のグローバル・ビジネス・ディレクターのデービッド・ピートは、「燃料電池テクノロジー汎用化の見通しは、デュポンの素材と電気化学の専門技術や知識が、当社の持続可能な事業ならびに持続可能な代替エネルギーの社会供給への期待に応えることができるかどうかを意味しています。燃料電池開発に携わる者は皆、私たちが直面している難しい問題---新しいエネルギーの選択や、その製品を社会に受け入れてもらうという究極の目標達成のためには、技術開発ならびに市場開発に投資を続ける必要があること---を認識しています」と述べています。
また、「米政府はこれまでも、燃料電池開発促進と汎用化に指導的役割を果たしてきましたが、この将来を担うエキサイティングなテクノロジーへの支援が今後さらに強化されれば、新世代のクリーンエネルギーという選択を社会にもたらすことに明るい展望を描いている企業にとって望ましい支援のあり方になると思います」。デービッド・ピートはこのように語っています。
以上