U.S.A., 2003/06/06
米国デュポン社、医療従事者の防護性と快適性を向上させる
医療用高性能ファブリックを発売
<参考資料>
米国デュポン社(本社:デラウェア州ウィルミントン、会長兼最高経営責任者:チャールズ・O・ホリデー・ジュニア)は、5月5日(米国時間)、画期的なコンポジット・テクノロジーを用いた医療従事者の防護性と快適性の水準を向上させるシングルユースの医療用ファブリックDuPont™Suprel™(デュポン™スープレル™)を発売すると発表しました。
従来のシングルユース医療用ファブリックは、特に長時間にわたる着用で不快感を伴ったり、医療従事者が必要とする液体及び体液の飛沫に対するバリア性が水準に達していないことがありました。Suprel™不織布は、高い防護性能と絹のような柔らかさを併せ持つデュポン社の最新医療用ファブリックシリーズの一つです。
デュポン社はSuprel™の開発にあたり、当社が特許を持つアドバンスド・コンポジット・テクノロジーを利用した独特のコンポジット製法を用いました。この技術に関連して新たに20近くの特許を取得し、バイ・コンポーネントにより期待される特性を実現し、特定のニーズを満たす医療用ファブリックを作り出すことに成功しました。
Suprel™においては、医療用ファブリックとしては初めての試みで、ポリエステルの強度とポリエチレンの絹のような柔らかさを組み合わせています。その結果、他の医療用ファブリックに比べ表面摩擦が小さくなり、快適性が増し、動きやすくなりました。また、体熱を速く放出するため、手術中の快適性も向上します。さらに連続フィラメントファイバーからできているため、リントの発生率も極めて低く抑えられています。
研究開発活動に市場ニーズを取り込むデュポン社は、ノースカロライナ州立大学で行われた快適性能研究会に参加した手術室勤務の看護師の協力を得て、医療従事者から得た防護性や快適性に関するフィードバックや情報を新しい医療用ファブリックの開発に活かし、Suprel™を開発しました。「Suprel™は、医療用ファブリックの防護性や快適性の水準を向上させるデュポン社の革新的な製品シリーズである。このコンポジット・テクノロジーを用いれば、今後医療業界において起こるであろう様々なニーズに応えられるファブリックを開発することも可能だ。」とデュポン・メディカル・ファブリックスのローリー・ゲッテルフィンガーは語っています。
Suprel™が市場に登場するのは、米国では夏の終わり、ヨーロッパおよびアジア太平洋地域では年末となる予定です。デュポン社は、医療用高機能ファブリックの試験に参加を希望する病院で、Suprel™の院内使用評価を引き続き行っていきます。デュポン・メディカル・ファブリックスは医療業界向け不織布を世界に提供しています。25年以上前、デュポンは医療従事者の防護性、利便性、快適性に新たな水準を確立しました。現在、デュポン・メディカル・ファブリックスは、防護性に優れているだけでなく、手術室で働く人々が管理された状態で快適に過ごすことのできる革新的なファブリック製品を提供しています。ガウンやドレープのための高機能医療用ファブリックシリーズに加え、包帯、手術用マスク、ガーゼ、心電図用パッドなど特殊な医療用途のための製品も多種扱っています。
1802年に創立されたデュポン社は、米国デラウェア州ウィルミントンに本社を置くサイエンス・カンパニーです。世界70カ国余りに拠点があり、エレクトロニクス、輸送、住宅・建築、通信、農業、栄養食品、安全・保護、アパレル分野で、科学的な発見や発明を基盤に、人々の生活を豊かにする製品やサービスを提供しています。
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注)™はデュポン社の商標です。