U.S.A., 2003/11/18
米国デュポン社とコーク社が
インビスタ社(デュポン繊維事業部門)の売却について合意
<プレスリリース>
米国デュポン社(本社:デラウェア州ウィルミントン、会長兼最高経営責任者:チャールズ・O・ホリデー・ジュニア)とコーク・インダストリーズ社(本社:カンサス州ウィチタ、会長兼最高経営責任者:チャールズ・G・コーク)は、11月17日(米国時間)、インビスタ社(旧社名:デュポン テキスタイル アンド インテリア社)を現金44億ドルでコーク社の子会社2社に売却することで最終的な合意を得たことを発表しました。なお、この子会社はKEDファイバーリミテッドとKEDファイバーLLCです。
譲渡の完了は、政府の承認を待って2004年上半期になる予定です。譲渡益は、2004年度のデュポンの利益に計上されます。
「これは現在、進めているデュポンの変革の大きな節目となるものだ。繊維事業は長年にわたりデュポンにおいて重要な役割を果たしてきた。しかし現在の市場の実状を考えると、インビスタ社は同社とその関連市場に全力を投じることのできるコーク社のような企業の一部門となる方が、潜在的な力を最大限に発揮できるものと考えている。この売却は、これまで事業を成功へと導きこれからも同社を担っていく人々に最高のチャンスをもたらすものと私たちは信じている」と米国デュポン社のチャールズ・O・ホリデー・ジュニア会長兼最高経営責任者は語っています。
「この買収は、当社の能力や長期にわたる成長計画にまさしく沿ったものだ。インビスタ社が持っている主にナイロンやスパンデックス関連の多大な可能性と強力なブランド力と当社の子会社コーサ(KoSa)のポリエステル事業とを組み合わせることにより、世界の繊維および樹脂市場における競争力を備えた守備範囲の広い企業を創出できるだろう」とコーク・インダストリーズ社のチャールズ・G・コーク会長兼最高経営責任者は語っています。
さらにホリデー会長は次のように述べています。「当社の201年にわたる歴史の中でも特に大きな変革を終えようとしている今、私たちはデュポンの成長へ向けた位置付けに集中することができる。これにはすべてのデュポン社員の献身的で揺るぎない努力を必要とするだろう。当社には成功に不可欠な才能あふれる社員、市場および業界全体に関するノウハウ、強力な科学に関する力が備わっている。当社の目標は、短期的、長期的に、これらの能力を当社の成長のチャンスへとつなげていくことだ」
ホリデー会長は、世界市場における競争力を確かなものとし成長目標を達成するための行動計画を間もなく発表する予定であると語っています。
インビスタ社は、現在はデュポン社の100%子会社で、2002年の年間売上高が約63億ドル、社員18,000人、世界50ヵ国に事業拠点を持つ世界最大の総合繊維・中間体企業です。米国デラウェア州ウィルミントンに本社を置き、アパレル、インテリア/インダストリアル、中間体の3部門で構成されています。市場の洞察と、ライクラ®、ステインマスター®、アントロン®、クールマックス®、サーモライト®、コーデュラ® 、サプレックス®、タクテル®、ならびに特殊化学品ブランドのコーフリー®M1、DYTEK®、アジピュア® 、テラタン®など世界的に認知が高いブランドと商標を合わせた技術革新を通して、お客様に成長をお約束します。
コーク社は、貿易、石油、化成品、天然ガス、液化ガス、アスファルト、樹脂および繊維、鉱物、肥料、化学技術機器、牧場経営、証券および金融などを基幹事業として30余りの国で幅広く事業や投資を行う株式非公開会社です。コーサ社は、汎用および特殊ポリエステル繊維、ポリマー、中間体を世界的に生産しています。
1802年に創立されたデュポン社は、米国デラウェア州ウィルミントンに本社を置くサイエンス・カンパニーです。世界70カ国余りに拠点があり、エレクトロニクス、輸送、住宅・建築、通信、農業、栄養食品、安全・保護、アパレル分野で、科学的な発見や発明を基盤に、人々の生活を豊かにする製品やサービスを提供しています。
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注)®はデュポン社の登録商標です。