U.S.A., 2004/10/29
米国デュポン社、2004年度第3四半期業績を発表
米国デュポン社(本社:デラウェア州ウィルミントン、会長兼最高経営責任者:チャールズ・O・ホリデー・ジュニア)は、10月26日(米国時間)、2004年度第3四半期(7~9月)の業績を発表しました。
「エネルギーや原料コストの急騰にもかかわらず、デュポンは3四半期連続で売上、利益、キャッシュフローを大きく伸ばすことができた。当社の社員は確かな成果をもたらしてくれた。このような進歩を達成できたことを大変に喜んでいる」と会長兼最高経営責任者であるチャールズ・O・ホリデー・ジュニアは語っています。
要約
- 2004年第3四半期の純利益(発表値)は3億3,100万ドル、1株当たり33セント(前年同期は8億7,300万ドル、1株当たり88セントの損失)。
- 特別項目を除く1株当たり利益は25セントで、前年同期の13セントを92%上回った。
- 事業部門全体の特別項目を除く税引前営業利益(PTOI)は6億300万ドルで、前年同期を67%上回った。
- 事業構成の変化による影響を除く事業部売上高は10%増の64億ドル。これは米ドル建て価格が4%上昇したことと販売量が6%増加したことによる。
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利益比較表
(希薄化された1株当たり利益)
| |
2004年度
第3四半期 |
2003年度
第3四半期 |
2003年度
1月~9月 |
2003年度
1月~9月 |
| 発表値 |
$0.33 |
($0.88) |
$1.49 |
$0.33 |
会計原則の変更に
よる累積効果特別項目 |
- |
- |
- |
($0.03) |
| 特別項目 |
$0.09 |
($1.01) |
$0.52 |
($1.01) |
| 特別項目を除く |
$0.25 |
$0.13 |
$2.01 |
$1.37 |
グローバルデュポンの連結純売上高と純利益の概要
2004年第3四半期の連結純売上高は57億ドルでした(前年同期は61億ドル)。この純売上高には、現地価格の2%増、販売量の6%増、為替の影響による2%増が反映されています。インビスタ社の分離、デュポン・ダウ・エラストマー社を連結にしたことによる最終的な影響、小規模な買収がもたらした利益を中心とする事業構成の変化により、これが17%相殺され、その結果、純売上高は前年同期比で7%減少しました。
第3四半期の純利益は3億3,100万ドル、1株当たり33セントとなりました(前年同期は8億7,300万ドル、1株当たり88セントの損失)。この営業利益の改善は主に販売量の増加と販売価格の上昇がもたらしたものですが、これが原料コストの増加で一部相殺されています。
第3四半期の特別項目は、7,800万ドル、1株当たり8セントの税引後純利益をもたらしました(昨年同期は10億800万ドル、1株当たり1ドル1セントの損失)。特別項目をのぞく純利益は2億5,300万ドルでした(前年同期は1億3,500万ドル)。
事業部門別実績
2004年第3四半期の特別項目を除く税引前営業利益は6億300万ドルで、前年同期を67%上回りました。関係会社の出資比率に応じた実績値および部門間の取引を含む事業部売上高は、事業構成の変化による影響を除くと64億ドルとなり、前年同期より10%増加しました。これは米ドル建て価格が4%、販売量が6%増加したことによります。事業構成の変化による影響を含めると売上高は18%減少し、その結果、第3四半期の事業部売上高は昨年同期を8%下回りました。第3四半期の地域別売上高の比較と関連する増減率は以下の通りです。
| |
事業部売上高 |
要因別増減率(%) |
2004年
第1四半期
(10億ドル) |
対前年同期比
増減率(%) |
現地
価格 |
為替の
影響 |
販売量 |
事業構成
の変化 |
| 世界全体 |
6.4 |
(8) |
2 |
2 |
6 |
(18) |
| 米国 |
2.5 |
(18) |
3 |
0 |
0 |
(21) |
| ヨーロッパ |
1.8 |
(2) |
2 |
6 |
4 |
(14) |
| アジア太平洋 |
1.3 |
1 |
2 |
2 |
21 |
(24) |
| カナダ、中南米 |
0.8 |
4 |
2 |
1 |
8 |
(7) |
※インビスタ社の分離(4月30日)に伴うテキスタイル アンド インテリア事業部の売上減、デュポン・ダウ・エラストマー社を連結したことによる売上増、買収による売上増を含む。
- 現地価格は引き続き改善し、前年同期を2%上回った。価格は3四半期連続で上昇傾向にある。
- 販売量はアジア太平洋地域で22%、カナダおよび中南米地域で8%増加したことから、世界全体では6%増加した。
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以下の表は、デュポンの主要5事業部門の売上を前年同期と比較したものです。これは第2四半期に分離したインビスタ社を除くデュポンの業績を示しています。
| |
事業部門別売上高 |
要因別増減率(%) |
2004年
第3四半期
(10億ドル) |
対前年同期比
増減率(%) |
米ドル建て
価格 |
販売量 |
事業構成
の変化 |
| 農業・食品関連事業 |
969 |
21 |
7 |
11 |
3 |
| 塗料・色材技術 |
1,476 |
7 |
6 |
1 |
- |
| 電子・情報技術事業 |
815 |
12 |
5 |
7 |
- |
| 高機能材料事業 |
1,672 |
29 |
4 |
13 |
12 |
| 安全・防護事業 |
1,185 |
19 |
9 |
8 |
2 |
| 主要事業部門総計 |
6,117 |
17 |
6 |
7 |
4 |
テキスタイル・アンド
・インテリア事業 |
286 |
(84) |
- |
- |
- |
| その他 |
12 |
- |
- |
- |
- |
| 事業部門合計 |
6,415 |
(8) |
4 |
6 |
18 |
- 主要5事業部門の売上は17%増加した。これは販売量の7%増、米ドル建て価格の6%増、事業構成の変化がもたらした4%増による。
- 販売量の大幅な増加と価格の上昇により、主要5事業部門のうち4事業部門で売上が2ケタの伸びとなった。
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さらに詳しい情報はwww.dupont.comの“DuPont Investor Center”(米国デュポンホームページの投資家情報欄)に掲載されている“earning data”(業績情報)のコーナーで公開しています。
展望
デュポンでは、第3四半期にエネルギー関連のコストが急騰し世界経済の先行指標、とりわけ工業生産関連の指標が景気減速の兆候を示していることに注目してきました。当社はこうした状況が今年一杯続くものと予想しています。この予想が当たる確率は高く、この状況は原料コストや顧客の需要に影響をおよぼすものと思われますが、それでも当社は、以前に発表した1株当たり2ドル25セントから35セントという通年の利益予想を修正していません。
「当社は当社の戦略を実現することを約束している。私たちは当社の科学に関する力を応用し、成長が目される分野に参入し、持てる能力を生かして当社の株主に優れた価値を届けていく」とホリデー会長は語っています。
1802年に創立されたデュポン社は、米国デラウエア州ウィルミントンに本社を置くサイエンス・カンパニーです。世界70カ国で、エレクトロニクス、輸送、住宅・建築、通信、農業、栄養食品、安全・保護、アパレル分野で、科学的な発見や発明を基盤に、人々の生活を豊かにする製品やサービスを提供しています。
以上
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