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DuPont in Japan

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U.S.A., 2006/02/13

米国デュポン社、次世代冷媒を開発
新たな代替品が実用的ソリューションを提供

<ニュースレリース> 

 

 米国デュポン社(本社:デラウエア州ウィルミントン、会長兼最高経営責任者:チャールズ・O・ホリデー・ジュニア)のフロロケミカル事業部は、2月9日(米国時間)、EU(欧州連合)が求めている将来の自動車空調システムに使用する冷媒の地球温暖化係数(GWP)基準を満たす独自の次世代冷媒の開発に成功、現在、試験中であると発表しました。

 この新冷媒は、既存の自動車空調システムにわずかな改良を加えるだけで、ハイドロフルオロカーボン(HFC)134aに代わる冷媒として利用できると期待されています。商品化の時期は、懸案となっているEUふっ素ガス規制が定める期限に間に合うよう、3年から5年以内を予定しています。EUふっ素ガス規制では、2011年以降に発売されるすべての新車種で、さらに2017年までにはすべての新車で、HFC-134aの使用を段階的に廃止しGWP150未満の代替品を使用することを求めています。
 この新冷媒は、現在、性能、毒性、安全性試験を行っていますが、不燃性で、従来の冷媒に比べGWPが大幅に低下すると期待されています。また二酸化炭素冷媒と異なり、HFC-134aと同様の性能を持ち、現在の自動車用空調システムを一から設計し直す必要がありません。デュポンでは、現在、業界の主要企業等と共に、この開発品と業界のニーズとの適合性作業を進めています。
 「二酸化炭素などの実験的な技術では、従来の自動車空調システムの大幅な変更と費用のかさむ再設計が必要だが、新製品はこれに代わる実用的な技術となるだろう。当社は研究開発への投資を3倍に増やし、当社の科学の力を生かして、より持続可能性の高い冷媒を開発してきた。これまでの成果に自信を持っている」とデュポン冷媒事業部のグローバル・ビジネス・マネージャー、マーク・バウンチョークは語っています。

 デュポンは、より安全でオゾン層を破壊しないHFC類を1991年に発売し、クロロフルオロカーボン(CFC)冷媒からの移行を推進しました。HFC類は今のところ、性能、コスト、安全性、環境特性を最もバランスよく併せ持つ冷媒および空調システム素材である、というデュポンの見解に変わりはありません。デュポンでは、現在の冷媒の安全で責任ある使用を推進し、回収、再生を進めて環境への排出源を最小にするため、HFCレスポンシブル・ユース・プログラムに積極的に取り組んでいます。デュポンでは、現在米国で推進している自動車用エアコン共同研究プログラムであるIMAC(the Improved Mobile Air Conditioning)などのレスポンシブル・ユース・プログラムを通じて、現在の自動車空調システムのエネルギー効率を改善すると同時に冷媒の排出量を削減し、環境への負荷を最小限とする取り組みを業界のステークホルダーの協力を得て進めています。
 バウンチョークはさらに「デュポンの新しい冷媒用化合物は、他の空調及び冷媒用途において持続可能性の高い冷却手法の開発につながる可能性も秘めており、当社では近い将来、そのような研究も開始する予定である」と説明しています。
 地球温暖化とそれに伴う気候変動に対し分別ある対策を取る上で、科学の力には十分期待できる、とデュポンでは考えています。温室効果ガスの排出量削減は、産業界自身に環境目標を達成する最もコスト効率の良い手法を探させるような、市場を基盤としたソリューションを通じて実現することが最も効果的です。これは世界的な課題であり、経済界のすべての主要排出国および業界が参加する必要があります。

 デュポンはこのほど、ビジネスウィーク誌が発表する「環境に優しい企業」ランキング第1位ならびにピューセンター、イノベスト社、気候グループが発表する「炭素排出量削減トップ企業」に選ばれました。また、ダウジョーンズの持続可能指数では1999年の開始以来、指標銘柄の一つとなっています。ストアブランド社は、デュポンの「環境、社会貢献活動」への取り組みを評価し、そのSRI(社会責任投資)ファンドへの組み込みをBest in Classと評価しています。デュポンは1990年以来、温室効果ガスの排出量を目標値の65%を上回り自主的に72%削減しています。

 1802年に創立されたデュポン社は、米国デラウエア州ウィルミントンに本社を置くサイエンス・カンパニーです。世界70カ国余りに拠点があり、エレクトロニクス、輸送、住宅・建築、通信、農業、栄養食品、安全・保護、アパレル分野で、科学の力を生かした持続可能なソリューションを創出し、世界中の人々の生活をより安全で豊かにする製品やサービスを提供しています。

以上


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三井・デュポン フロロケミカル株式会社
ケミカルス事業部
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