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DuPont in Japan

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Japan, 2007/06/26

米国デュポン社、2ヶ所のバイオ燃料生産施設の建設に5,800万ドルを投資

 
米国デュポン社、2ヶ所のバイオ燃料生産施設の建設に5,800万ドルを投資


  米国デュポン社(本社:デラウエア州ウィルミントン、会長兼最高経営責任者、チャールズ・O・ホリデー・ジュニア)は、626日、BP社およびブリティッシュ・シュガー社との提携の一環として、2カ所のバイオ燃料生産施設への設備投資として5,800万ドルを投入すると発表しました。これは、20066月の最初の発表以来、バイオブタノールの構想が順調に発展を遂げていることを示すものです。


 

 バイオ燃料の研究開発で他をリードするデュポンは、BP社と共同で世界初のバイオブタノール実証施設の建設を計画しています。また、デュポン、BP、ブリティッシュ・シュガーの3社は、2010年をめどとするイギリスでの再生可能燃料の義務化に対応すべく、42,000万リットルの生産能力を持つエタノール工場を建設します。いずれの施設も、ロンドンよりおよそ360km北のハル市ソルトエンドに位置する、BP社の既存の工場敷地内に建設される予定です。


 さらに、デュポンとBPの両社は、今年の年末までに市場開発を行う目的で、イギリスでバイオブタノールの供給を開始し、生産のインフラの試験を行っていくとともに、次世代バイオブタノールの車両搭載試験の段階を進めていきます。初期段階では、バイオブタノールの一定量を中国にある既存の生産施設から取り寄せて使用することとしています。


 「バイオ燃料の需要に応じ、世界規模で生産施設を選びながら設備投資を進めていくというのがわたしたちの戦略です。今回の投資はその最初の2つです」と米国デュポン社上席副社長兼イノベーション最高責任者のトーマス・コネリーは語っています。「2006年に発表した画期的な目標、すなわち、今年の年末までにバイオブタノールの市場開発を行い、2010年までに第二世代の技術を導入するという目標の達成に向け、順調に活動を進めています」


 デュポンのバイオ燃料事業部担当副社長兼ゼネラル・マネージャーのジョン・ラニエリは、BPおよびブリティッシュ・シュガー社の幹部と共にロンドンのBP社の事業所を回り、次のように述べました。「この1年間で、わたしたちはバイオブタノールの商業開発を推進してきました。2009年初旬の稼動開始を予定している実証施設では、  加工パラメータを開発し、新技術の商業展開を推進します。同様に、この1年でバイオ燃料に対する市場需要は顕著な伸びを示しています。わたしたちはこの活動と並行して、ハルのバイオエタノール生産施設への投資も行っています。これは、バイオブタノールのプロセス技術の開発が完了し、エタノールからの転換が可能であると実証された場合にさらなる投資を行うことを想定してのことです」

 

 このバイオブタノール技術の研究開発施設は、小麦やトウモロコシ、大麦、ライ麦などを原材料とする、バイオブタノールなど一連の先進的なバイオ燃料の開発を行う世界初の施設となります。本施設は2009年初旬の稼動開始を予定しています。デュポンでは18カ月前からバイオブタノールの研究開発に従事する研究者の数を2倍に増やし、この重要な研究プログラムに関係する特許を30件以上申請しました。

 

 BP、ブリティッシュ・シュガー、デュポンの3社が共同出資しているエタノール工場において、デュポンは10%の出資を行いますが、同社はこの施設がバイオブタノール工場に転換される場合はこの出資比率を増やすことも視野に入れています。この新工場では地元産の小麦を原材料とし、ハルにあるBP社の生産拠点の基盤を利用することが可能です。2009年の後半には稼動が見込まれています。

 

 バイオブタノールは従来のバイオ燃料に比べ、より無鉛ガソリンに近い性能を備えた先進的なバイオ燃料です。一例として、今年初めに発表されたベンチテストの結果では、バイオブタノールは リッターあたりのエネルギー密度が(MJ)バイオエタノールより高く、バイオエタノールの2122 MJ/l、一般のガソリンが3233 MJ/lであるのに対し、26 MJ/lとなっています。エネルギー密度とエネルギー含量は、車の燃費を示す明確な指標です。


 

 加えて、バイオブタノールは車の仕様を変更せずに、従来品よりもバイオ燃料の混合比率を高くすることが可能となります。バイオブタノールは水中で相分離しないため、既存の燃料パイプラインを使っての輸送が可能です。


 デュポンでは、以下の3つのバイオ燃料戦略を展開しています。1)子会社であるパイオニア・ハイブレッド社の事業における研究および技術的ノウハウに基づく、穀物由来のエタノールの生産性の向上、2)セルロース系原材料のバイオ燃料への転換、3)輸送エネルギー基盤の多様化を目指し、世界規模で持続可能な選択肢を提供することを目的とした、性能的に優れた特性を持つ先進的なバイオ燃料の生産。

 

 16年前、環境保全に関する目標を最初に公表した企業の一つであるデュポン社は、持続可能性についての新しい公約の対象範囲を拡大し、環境負荷を削減するだけでなく、売上や研究開発への投資といった、市場から期待される目標も含めた新しい目標を発表しました。その目標は、ビジネスの成長、特にグローバルでの主要な市場に対し、バイオ燃料をはじめとする非枯渇資源から作られる製品を含む、より安全で環境対応に優れた新製品開発と直接結びついています。


  デュポンは、科学的な発見や発明を基盤に製品やサービスを提供する企業です。創立は1802年、本社は米国デラウエア州ウィルミントンに置かれています。世界70カ国余りに拠点があり、農業・食品関連、建築・建設、通信、輸送の分野で、革新的な製品やサービスをお届けしています。世界中の人々の生活をより安全で豊かにするために、科学の力を生かした持続可能なソリューションを創出しています。

 

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この件に関するお問い合わせは、下記までお願いします。

デュポン株式会社 広報部:岩松

電話(035521-8484